鼻毛の役割.

ここで「鼻毛の役割」なんて述べなくても もう皆さん周知の事と思いますが、一応。

  鼻毛とは.

“鼻毛” は、鼻の穴のキワ(穴のとっかかり部分:外鼻孔)から、鼻前庭(びぜんてい)と呼ばれる、主に鼻の前部に集中して生えています。
 一般的に “鼻毛” と言うと、この鼻前庭に生えている毛で、ともすると鼻の穴から飛び出して 周囲の人間に悪印象を与えるため、しばしば “鼻毛脱毛” を意識させる、ムダ毛?とも言える毛のことで、鼻腔 奥の粘膜部分に生えている “繊毛” に関しては “鼻毛” としては認識されていません。

また、鼻の周囲に生えている “産毛” も、あくまでも顔の産毛であって、”鼻毛” ではありません。

  鼻毛はなんで生えてるの?

皆さんご存知の通り、鼻と言うのは 空気を取り込み また 吐き出すための重要な呼吸器の一つです。
顔のド・真ん中に堂々と位置し、その存在を主張しているのは 己の重要さを知らしめているのでは! とも取れます。そしてその内部は、実に複雑な作りをしていて、主に粘膜と毛で覆われています。
「鼻毛」が生える場所は、そんな複雑な鼻の穴の中、空気と最初に触れる最先端の部分です。

 鼻は、口と同様に重要な呼吸器!ここから始まった呼吸器系は、喉・気管・肺へとつながり人間が生きて行く上での必要不可欠なパーツなのです。そして その鼻の、主に先端部分に存在する鼻毛! その役割とは、鼻から呼吸をする時 フィルターのようにホコリや微粒子・異物 などをむやみに吸い込んで、気管支に入り込むのを防いでくれています。

さらに、鼻呼吸時の 息に含まれる水分を吸着し、回収する作用がある。つまり 常に鼻の中の温度や湿度を保つようにコントロールしています。

 また、鼻毛には “鼻が臭いを嗅ぎ分ける” という重要な働きとも深く関係しています。
鼻毛の中には 粘膜とともに生えている細かな「嗅毛(きゅうもう)」と呼ばれる物があり、これが嗅毛神経の先端でもあるのです。臭いの微粒子が粘膜に溶けて嗅毛を刺激すると、そこで捉えられた臭いは電気信号となって脳の嗅覚神経に伝わり、”臭い” として、感知できるというわけです。

 そして鼻の穴の中は、外部からの塵埃や粘膜からの分泌物が常に滞留し、体温や湿気により 細菌の絶好の培養地でもあるため、むやみに鼻毛を抜いたりすると病気を引き起こす など、人間の健康面に関わる重要な役割を担っているのです。